知っておきたい7つリスク

太陽光発電の知っておきたい7つリスクとは

太陽光発電に国から補助金が出ることとなり、太陽光発電に対する関心が急速に高まりました。実際に太陽光発電設備の導入を考えている人も少なくないことでしょう。

太陽光発電を導入し、初期費用を10年くらいで清算し、それからあとは時々のメンテナンス以外は利益を生み出してくれる、これが理想とするところでしょう。しかし必ずしも理想通りにいくとは限らず、太陽光発電の導入に際してはいくつかのリスクを背負わなければなりません。それらは避けられるリスク・避けられないリスクに分けられますが、知っておかなければ大失敗を招くことともなります。では、そのリスクを見て行きましょう。

① 経年劣化のリスク

 太陽光発電で重要なのは太陽光モジュールの「電力変換効率」です。つまり、太陽光を実際にどれくらいの電力に変換できるのかということです。モジュールの変換効率は年々、少しずつ落ちていきます。これを経年劣化といいます。

 実際に減少する発電量は微々たるものですが、機器の状況によっては大幅に下がる場合も考えられます。これは一つのリスクとして数えてよいでしょう。

② 故障のリスク

 機械には故障のリスクが常につきまといます。どこか一か所の不調によって機械全体がうまく動作しなくなることもあります。このため、定期的なメンテナンスや、故障の際には修繕が必要となります。日本の技術レベルは非常に高いので故障の可能性は薄いものの、可能性が0%でない限りリスクといえます。

③ 害のリスク

 地震・火事・台風など、天災に見舞われた時に設備が壊れてしまうことがあるかもしれません。特に台風の多い地域などでは気をつけておくべきでしょう。天災によるリスクもあるということです。

④ 試算通りの発電量に達しないリスク

 実際に設置した際、どれくらいの発電量なのかを試算することでしょう。試算結果が果たして「一日中快晴が続いた日の発電量」なのか、または「曇りや雨の日の発電量」なのかということは、試算した業者にしか分からないことです。鵜呑みにしてしまっては、試算した発電量に達しないということになりかねません。

⑤ 売電の単価が下がるリスク

 多くの人は発電した電力を電力会社に売電することで利益を得たいと考えていることでしょう。電力の買取価格は10年契約であり、11年目からの価格はさがるであろうということを知っておかなければなりません。

 わずかに安くなるくらいならば大して問題はありませんが、大幅に下がる可能性も0ではありません。

⑥ 悪徳業者に引っかかるリスク

 今、太陽光発電業界はバブルです。施工業者も急激に増えました。その中には悪徳業者も多く含まれています。

 設置希望者のほとんどは、太陽光発電に関する知識があまりないのが現実です。まんまと悪徳業者に騙されてしまうリスクがあります。

⑦ 高く買ってしまうリスク

 多くの人が1社のみで見積もりをし、申込をしています。このため、他の業者に依頼すれば150万円で済むところを200万円で買ってしまった、などということが起こってしまいます。知らないことによるリスクです。

 以上の7つがリスクとして挙げられるでしょう。避けられるリスクがほとんどである事がお分かりでしょうか。 つまり、「経年劣化のリスク」に対しては、変換効率の高いモジュールを選択することで避けることが出来ます。「故障・災害のリスク」は、施工業者の保証期間をきちんと調べ、最低でも10年は保証してくれる業者を選ぶことで避けられます。「試算通りの発電量に達しないリスク」は、複数業者に一カ月当たりの平均発電量を試算してもらうことで防げます。「悪徳業者に引っかかるリスク」は、複数業者に依頼したり、優良業者を厳選して依頼することで防げます。「高く買ってしまうリスク」も同様です。

 ただ「売電の単価が下がるリスク」のみは10年を経てしまわなければ分からないので、こればかりは避けられないことです。

 リスクを少しでも避けるようにすることで、太陽光発電で失敗する可能性は大きく下がるでしょう。

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